「アンリに最も近い」 EL決勝進出のアーセナル、レジェンドDFがオーバメヤン激賞
元英代表DFキーオン氏、ハットトリック達成のエースに賛辞惜しまず
アーセナルは現地時間9日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦でバレンシアと対戦し、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのハットトリックの活躍などで勝利を飾り、決勝進出を果たしている。クラブOBでレジェンドの元イングランド代表DFマーティン・キーオン氏は、この試合で決定的な仕事を見せたオーバメヤンに対して「彼はティエリ・アンリに最も近いものを持っている」と称賛した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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EL準決勝第2戦、ホームで3-1の勝利を収めていたアーセナルは、敵地でのバレンシア戦を迎えていた。試合は先手を奪われる難しい展開になったものの、アーセナルが誇る2トップが躍動。オーバメヤンがハットトリックを奪う活躍を見せれば、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットも1ゴールを奪い、4-2で逆転勝利を収めた。この結果、2試合合計7-3としたアーセナルが19年ぶりの決勝進出を決めている。
この試合で3ゴールの大爆発を見せたオーバメヤンについて、英衛星放送「BTスポーツ」で称賛の言葉を贈ったのは、アーセナルOBのキーオン氏だ。かつてエースストライカーとして活躍した元フランス代表FWアンリ氏、さらにライバルであるチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの名前を出して賛辞を送っている。
「私は以前にも言ったが、彼はアンリに最も近いものを持っている。そして彼は今夜、そのことを証明した。我々は彼がボールを持つたびに、椅子から立ち上がっている。今夜、彼はアザールのようにボールとともに走っていた」
さらに「彼は今夜私にとってのトッププレーヤーとなった。彼をアンリに最も近い存在だと言ったけど、彼はそれを示したんだ」と続けたキーオン氏。称賛の言葉を受けたオーバメヤンは、決勝の舞台でもその力を示すことはできるのだろうか。