トッテナム指揮官、CL優勝なら退任か 「5年間のチャプターにピリオドを打てる」

トットナムを率いるポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トットナムを率いるポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

ポチェッティーノ監督、CLアヤックス戦を前に今季限りでの退任をほのめかす

 トットナムは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でアヤックスとのアウェー戦に挑む。試合前の記者会見に臨んだマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、もし今季CLで優勝することができれば退任する可能性をほのめかしている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 過去のトットナムは、プレミアリーグで常に上位に位置しながらも、なかなかトップ4に食い込むことができず、メガクラブの後塵を拝してきた。しかし、2014年に就任したポチェッティーノ監督の下では躍進し、過去3シーズンは3位、2位、3位につけて優勝争いに絡み、今季もトップ4フィニッシュを確実にしている。

 そして、今季のCLではラウンド16でドイツの強豪ドルトムント、準々決勝ではプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティを制し、準決勝に到達。本拠地での第1戦は0-1で敗れているが、7日に行われたもう一つの準決勝第2戦では、リバプールがバルセロナに4-0の完勝を収め、敵地第1戦の0-3から大逆転突破を果たした。イングランド勢の躍進が続くなか、トットナムにも希望は残されている。

 だが、ポチェッティーノ監督は「もしCLで優勝したら?」との質問に「そうなったら素晴らしい。そうだろう? 5年間のチャプターにピリオドを打ち、家に帰ってもいいね」と答え、退任を示唆するような発言をした。

 さらに「ジョークではないよ」と前置きし、「トットナムで、我々の置かれている状況で、今季のCLを制覇することができれば、違うことにチャレンジすることを考えなければいけないだろうね」と明言。異例の“補強ゼロ”で臨んだ今季を最高の形で締めくくれれば、新たな挑戦を選ぶだろうとの見解を示している。

 CLでベスト4進出を果たしたポチェッティーノ監督には、多くのクラブが熱視線を送っている。3月には、レアル・マドリードとパリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーがあればトットナムを去るつもりでいるとの報道もあった。ポチェッティーノ監督は来季、どのチームを指揮しているのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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