今季17戦目に挑むマンU ファン・ハール監督は「危険水域」と警鐘鳴らす
リーグ4位と好調も怪我人続出に神経を尖らす
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、シーズン序盤にして疲労が蓄積しているチームの現状を「危険水域」とし、警鐘を鳴らしている。英地元紙「ガーディアン」が報じている。
リーグ4位と好調を維持するユナイテッドだが、オランダ人指揮官には不安材料が存在するという。アーセナル、チェルシーと強豪が相次いで敗れたリーグカップ4回戦で、28日にミドルスブラ戦を迎えるファン・ハール監督は次のように語った。
「(コンディション的に)危険水域の選手がうちにはたくさんいる。なぜなら、我々は数多くの試合を戦ってきた。そして、これからも数多くの試合を戦うことになる。彼らを支えるかどうか、様子を見なければいけない。現時点ではすべての日にちを、リカバリーに費やさなければいけない状況だ」
イングランド代表DFルーク・ショー、DFパディ・マクネア、MFアントニオ・バレンシアが故障で離脱中。さらにMFアシュリー・ヤングも、ふくらはぎの故障が癒えない。今季のUEFAチャンピオンズリーグでは、8月にクラブ・ブルージュとのプレーオフも2試合こなしており、ユナイテッドはすでに今季の公式戦を16試合も戦っている。
「危険水域」に突入している選手のコンディション管理に、オランダ人指揮官は神経を尖らせている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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