ブラジル代表DF、元同僚・長友とトルコで共演か インテルCEOが目論む手法とは?
34歳のミランダを母国ブラジルのクラブに移籍させ、有能な若手を獲得か
インテルのブラジル代表DFジョアン・ミランダが、今夏にチームを去る可能性が高まっているという。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、その移籍先に日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライも浮上している伝えている。
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経験豊富なセンターバックのミランダは、インテルと2020年6月まで契約を結んでいる。今季終了後に契約は残り1年となるが、34歳となり、ミランダ側、クラブ側ともに今後のキャリアを判断する時期に差し掛かっている。そうした中で、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは、かつて自身がユベントスのスポーツ部門にいた時にとった手法を狙っているという。
記事によれば、ミランダを敢えて移籍金ゼロで母国のクラブに移籍させ、年俸を浮かせることで財政を改善。さらに、そのクラブの有力な若手を獲得する際の優先的なオプションを持ち込むというものだ。ユベントスでは、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)がチームを離れる際に取った手法で、現在のチームで中盤のレギュラー争いに食い込んでいるウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを獲得した。
今回、そのミランダの移籍先としてはブラジルの名門サンパウロが浮上。一方で、フランス1部モナコとガラタサライもまたミランダの獲得に興味を示しているという。インテルに2015年から所属するミランダだけに、ガラタサライへの移籍が実現すればトルコの地で長友とのタッグが再結成される可能性もある。
昨年にはロシア・ワールドカップにも出場した実力者は、クラブの戦略にも乗る形で母国へ戻るのか、それとも欧州でのキャリアを継続するのか。今夏に判断を下す必要に迫られそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)