平成でブンデスリーガに挑戦した“侍30人”に海外注目 「最も有名な日本人選手」は?
香川はブンデス日本人最多得点記録を保持 長谷部は35歳となった今も第一線で活躍
4月30日で「平成」が幕を閉じ、「令和」に突入したなか、平成では30人の日本人選手がドイツのブンデスリーガでプレーした。奥寺康彦氏が日本人として初めてヨーロッパに挑戦し、成功を収めてから早32年。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は“日出ずる国の30人”として、過去30年でブンデスリーガでプレーした日本人選手を紹介している。
今、ブンデスリーガで活躍する日本人の代表格と言えば、やはり元日本代表MF長谷部誠だろう。2008年にドイツへ渡り、ヴォルフスブルク時代の08-09シーズンにリーグ優勝、フランクフルトでの17-18シーズンにはDFBポカールを制している。35歳となった今季もスーパークリアを連発するなど、リベロとして存在感を発揮。記事では「日本の海外組の長老は、10年以上にわたってブンデスリーガでの挑戦をリードしてきた」と紹介している。
シャルケで7年間プレーした元日本代表DF内田篤人(鹿島アントラーズ)は、18年に日本に帰国してJリーグでプレーしているが、「クラブでの貢献はまだシャルケファンの心に刻まれている」と同局は言及。30人の選手の中で、「おそらくブンデスリーガで最も有名な日本人選手」と称されたのが日本代表MF香川真司(ベジクタシュ)だ。
2010年にセレッソ大阪からドルトムントに渡り、主力としてリーグ連覇に貢献。マンチェスター・ユナイテッドでの挑戦から復帰後も含めて、積み重ねた41ゴールはブンデスリーガ日本人最多得点記録となっている。記事では、「香川はユルゲン・クロップ監督の下で2年連続でリーグタイトルを獲得。マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグチャンピオンにもなった」と触れている。
長谷部や香川らに続く成功者は現れるのか、「令和」のブンデスリーガからも目が離せない。