ファン・ハール監督、度重なるルーニー不発の質問に激怒 「もううんざり」

砂漠で叫ぶ指揮官

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、25日の0-0の引き分けに終わったマンチェスター・シティとの170回目のダービーの試合後、主将のイングランド代表FWウェイン・ルーニーの不発に関する質問を受けると、不快感を爆発させた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 オランダ人指揮官はダービー戦後、衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに臨んだ。そこで、悔しそうに見どころの乏しい試合を振り返った。

「思うに、どちらのチームにとってもタフな試合だった。我々はアンラッキーで相手はラッキーだった。これが私からこの試合に言えることだ。マンチェスター・シティ相手に90分間試合をコントロールした。監督としてはこれ以上求められない。監督としては勝ちたかったけどね。勝てなかったことが重要だが…」

 シティが幸運だったと言い切る理由は後半に微妙な判定があった。相手のペナルティーエリア内でMFアンデル・エレーラに対し、シティFWラヒーム・スターリングがファウルを犯したように見えた。だが、主審はこれをとがめなかった。

 判定で勝ち点を逃したというファン・ハール監督は嘆き節だった。

「ビデオで見たが、エレーラへのファウルはペナルティーだった。我々はレフェリーにも不運が続いている。個人的には簡単な判断だと思う。アンデルはボールに触っていた。相手はエレーラの足に接触していた。主審は1秒で判断しなければいけないから難しい。私は以前から主張しているが、近代的な装置(ビデオ判定)が必要だ。私だけがこのことを砂漠で叫び続けている」

 

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