PSGディ・マリア、相手翻弄の“ルーレット弾”に称賛 「回転木馬」「ジダンスタイル」

PSGのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
PSGのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】

モンペリエGKルコントを回転しながらのテクニックで交わしてゴールを奪取

 パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間4月30日のリーグ・アン第34節モンペリエ戦で2-3と逆転負けを喫した。直近6戦中4敗目となったなか、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが相手GKを翻弄して決めた一時勝ち越しとなるゴラッソに、「回転木馬」「ジダンスタイル」と海外メディアも大きく報じている。

 すでに2年連続8回目のリーグ優勝を決めているPSGは、敵地でモンペリエと対戦。前半12分に相手のオウンゴールで先制するも、その9分後にフランス代表DFプレスネル・キンペンベがオウンゴールを献上し、1-1で迎えた後半17分だった。

 敵陣に攻め込んだPSGは、ブラジル代表DFマルキーニョスのパスがカットされるも、ペナルティーエリア内でプレッシャーをかけてクリアを阻止。こぼれ球がゴール前のディ・マリアの前に転がった。モンペリエのフランス人GKバンジャマン・ルコントも猛然と飛び出してくるなか、左足裏でボールをコントロールして相手をかわしながら回転。そのまま左足で強烈な一撃を蹴り込み、一時勝ち越しとなるゴールを決めた。

 アルゼンチンメディア「infobae」は、「ディ・マリアの回転木馬:アルゼンチン人はPSGのゴールのために回った」と“ルーレット弾”を報道。スペイン紙「マルカ」は「ディ・マリアはGKをルーレットドリブルで交わしてゴラッソを完成」と見出しを打ち、「アルゼンチン人はモンペリエ相手に素晴らしいアクションを見せた」と伝えている。

 また、ペルーメディア「depor.com」も「とてつもないクオリティー」と称え、「PSGの主役の1人は“ジダンスタイル”のルーレットを見せた」と元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)の“マルセイユ・ルーレット”になぞらえて報じた。

 試合は後半35分から5分間で2点を失い、悔しい逆転負けを喫したが、ディ・マリアの技ありの一撃は海外メディアでも注目を集めている。

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