今冬にシーズン終了後の移籍が決定　スペイン語とカタルーニャ語を勉強中

　アヤックスに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、すでに来季からバルセロナへと移籍することが決まっている。ただ、デ・ヨングは「バルセロナでスタメンになれるとは思っていない」と語り、移籍したとしてもすぐに先発の座を手にすることはできないだろうという考えを明かしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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　エールディビジで首位を走るアヤックスの中心として充実したシーズンを送るデ・ヨングは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でもベスト４に残るなど、大きな舞台で活躍を見せることで自身の価値を高めている。また中盤だけでなく複数のポジションをフレキシブルにこなせる器用さや、パスセンス、球際の強さといったところで非凡な力を見せており、多くのビッグクラブが評価。その才能を評価したバルセロナは、誰よりも早く動き今冬の移籍市場でシーズン終了後の獲得を内定するまでに至っている。

　現在はスペイン語やカタルーニャ語を勉強しているというデ・ヨング。オフの日には新たな家を探してバルセロナに度々訪れているというが、アヤックスのメディアに対して現在の心境を語っている。

「僕はバルセロナでスタメンになれるとは思っていない。それに僕はアヤックスに関わるすべてのことを寂しく思うだろう。ここではあらゆる瞬間を楽しんだ。アヤックスは若者に対して素晴らしいビジョンを持った素晴らしいクラブだ。ここを去ることはとても悲しいことだよ。だけど、一方ではバルセロナで加入できたことが本当に嬉しいんだ」

　鳴り物入りでのバルセロナ加入が決まっている中、しっかり現実と向き合うデ・ヨング。開幕から不動の先発となることは難しいかもしれないが、一つひとつクリアにしていくことでオランダの若武者は前に進んでいくのだろう。

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