「センセーショナルな決定打」 サラー、爆発的なスピードから華麗な“緩急ループ弾”
リーグ21ゴール目を決め得点ランキングで単独首位に立ったサラー
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは現地時間26日、プレミアリーグ第36節のハダースフィールド戦で2ゴール1アシストを記録し、5-0の圧勝の立役者となった。大台に乗せた1点目の華麗なループ弾に海外メディアからも称賛が送られており、この日サラーが打ち立てた快挙にも注目が寄せられている。
マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを演じる2位リバプールはホームに最下位ハダースフィールドを迎え撃った。試合は開始わずか15秒、高い位置でボールを拾ったサラーが前線にスルーパスを供給し、ギニア代表MFナビ・ケイタのゴールをお膳立て。電光石火の先制点を演出した。
さらに2-0で迎えた前半アディショナルタイム、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのロングフィードに対し、右サイドから爆発的なスピードで抜け出したサラーが相手マークを置き去りにすると、相手GKの飛び出しを冷静に見極めダイレクトのループシュートを放ち、無人のゴールを揺らした。
リーグ20得点の大台に乗せたサラーの華麗なループ弾を、ペルー紙「エル・コメルシオ」は「アンフィールド・ロードを揺れ動かしたセンセーショナルな決定打」と表現し、「スピードで武器にポジション取りに競り勝ったサラーが守護神のレッスルの頭上を越える決定打を放ち、ファンに熱狂をもたらした」と称賛している。