今季5敗目のチェルシー モウリーニョ監督に「明日の朝にクビ」と屈辱的チャントが鳴り響く

暫定15位に転落 指揮官は退席処分に

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、24日の敵地ウェストハム戦で主審への抗議から退席処分。試合にも1-2で敗れて今季5敗目を喫するなど、悪夢の1日となった。さらには敵地アップトン・パークの観衆から、「お前は明日の朝にはクビだ!」の大合唱を受ける羽目にもなった。

 最悪のシナリオだった。前半17分に相手FWマウロ・サラテに先制点を許すと、同35分にはMFセスク・ファブレガスのCKからDFズマがヘディングで同点弾を決めたかに見えたが、ゴールラインテクノロジーの判定でわずか数センチ足らずにゴールは認められず。

 そして、前半45分にセルビア代表MFネマニャ・マティッチがこの日2枚目のイエローカードで退場処分を言い渡された。

 リードを許しながら、数的不利に追いやられた指揮官は破れかぶれの行動に出る。主審への抗議によって後半開始からスタッフとともに退席処分を言い渡されると、貴賓席で戦況を見守る名将に敵地で屈辱的なチャントが鳴り響く。

 「お前は明日の朝にはクビだ!」「お前はもはやスペシャルじゃない!」と、リズミカルな罵声が浴びせられた。

 

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