ヘタフェ柴崎、強豪セビージャ戦で4カ月ぶりの出場 2ゴールに関与する活躍で存在感

チームの勝利に貢献したヘタフェMF柴崎【写真:Getty Images】
チームの勝利に貢献したヘタフェMF柴崎【写真:Getty Images】

昨年12月以来のリーグ戦出場を果たした柴崎、スルーパスでゴールの起点となる場面も

 ヘタフェで10番を背負う日本代表MF柴崎岳が、21日に本拠地で行われたリーグ第33節セビージャ戦で約4カ月ぶりにスタメン出場を果たし、2点に関与する活躍を披露。後半16分にピッチを退いたなか、3-0の勝利に貢献した。

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 試合は前半35分、相手のハンドで獲得したPKをFWハイメ・マタが沈めてヘタフェが先制。さらに前半終了間際、柴崎のFKから味方がヘディングシュートを放ち、相手に当たって阻止されたかに思われた。

 だが、この場面ではVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認が入り、最終的にハンドでPK判定。これをFWホルヘ・モリーナが沈めてヘタフェが2-0とリードを広げる。その一方、ハンド判定のセビージャDFセルヒオ・エスクデロが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、ヘタフェが数的優位となった。

 さらに後半8分、柴崎が輝きを放つ。右サイドから柴崎がスルーパスを通すと、抜け出したマタがクロスを供給。最後はモリーナが合わせてこの日2ゴール目を奪う。昨年12月15日の第16節レアル・ソシエダ戦(1-0)以来の出場となった柴崎がゴールの起点となる働きを見せた。

 その後、柴崎は後半16分に交代。同29分に1人退場者を出して10人対10人の状況となったが、ヘタフェが3-0で勝利を手にしている。

 クラブでは4カ月近く公式戦出場から遠ざかっていた柴崎だが、今年初の公式戦出場で2点に関与するパフォーマンスを披露。久しぶりの出場で存在感を放った日本人プレーメーカーは、25日の次節レアル・マドリード戦に向けて評価を高めたと言えそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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