名将モウリーニョ、古巣マンUの“メッシ対策”批判 「チームは死んだようなもの」
メッシは「ケージの中に閉じ込める必要がある」と持論を展開
前輪駆動の布陣になったことで、後方にスペースが生まれたと指摘。モウリーニョ氏はこうも続けている。
「そしてそれが、メッシが顔を出してボールをもらうエリアとなったし、実際に受け取れた。その瞬間、チームは死んだようなものだった。だからこそ、私はメッシに対して1対1の状況を作るのを嫌がっていたのだ。メッシは檻に入れる。ケージの中に閉じ込める必要があるのだ」
果敢な戦法を取ったがゆえに、メッシが自由に羽ばたく状態を作り出してしまったと指摘した。アグレッシブな姿勢を貫くスールシャール体制だが、相手の長所を潰して勝ちにいく勝負師のモウリーニョ氏にとっては、いささか承服しかねる戦い方だったようだ。