名将モウリーニョが語る“アヤックス対策” 敢えて「ボールを保持させる」意図とは?

ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】

ユーベ撃破のアヤックスを高評価 2年前のEL決勝での戦略から対策案を提示

 オランダの名門アヤックスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でユベントスと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝へ勝ち進んだ。ロシアのニュース専門テレビ局「RT」の番組に出演した前マンチェスター・ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョ氏は、アヤックスに対する対策案を語っている。

 CL準々決勝に臨んだアヤックスは、ユベントスとのホームでの第1戦で1-1の引き分け。アウェーでの戦いとなった第2戦を2-1で勝利し、鮮やかな逆転劇でベスト4進出に成功した。

「RT」で解説を務めたモウリーニョ氏は、第2戦でユベントスが“真っ向勝負”したことが間違いだったと主張した。

「個人的な意見だが、ユベントスは別のチームのようだった。アヤックスが強みを引き出せるような戦いぶりに見えた」

 さらにモウリーニョ氏は、自身が率いてUEFAヨーロッパリーグ(EL)を勝ち獲った2016-17シーズンのアヤックスとの決勝を振り返り、その時の戦術を明かしながら解説した。

「我々は彼らにボールを保持させるようにゲームを進めた。彼らは試合後にビルドアップに時間をかけさせられたことについて、フェライニの働きについて、フィジカルについて反省していた。なぜなら、それらに対処できなかったからだ」

 モウリーニョ氏は、現在は中国1部・山東魯能に所属するベルギー代表MFマルアン・フェライニをロングボールのターゲットとしたフィジカル重視のサッカーを展開させ、アヤックスにボールを保持させて攻撃に時間をかけさせた当時の作戦を明かしている。

 モウリーニョ氏はアヤックスが決勝に進み、バルセロナかリバプールと対戦したならという仮定の話を進め、バルサもリバプールも「自身の強みを生かしてアヤックスを打ち破るだろう」とコメント。そして、「しかし、彼らがクオリティーを発揮できなかった場合、戦術的な観点から言えばアヤックスが望まない戦い方をしなければならない」と付け加えている。

 モウリーニョ氏はアヤックスの強さを認めたうえで、彼が望むようなプレーをさせないようにすることが勝利への鍵だと主張していた。

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