C・ロナウド先制点も… 名門対決はアヤックスに軍配、ユーベは機能性を欠く
ユーベ先制の6分後にアヤックスが同点弾 1-1で前半を終える
欧州の名門対決は、若き才能を集めるオランダのアヤックスに軍配が上がった。現地時間16日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2戦、ユベントスとアヤックスの対戦は、敵地で2-1の勝利を収めたアヤックスがベスト4へ進出した。
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ユベントスは元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニといった主力が負傷でメンバー外。イタリア代表DFダニエレ・ルガーニやアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがスタメン起用された。一方、DFニコラス・タグリアフィコが出場停止のアヤックスは、逆に出場停止が明けたDFヌサル・マズラウィを起用。出場が危ぶまれたMFフレンキー・デ・ヨングもスタメンに名を連ねた。
初戦をアヤックスのホームで1-1の引き分けで終えてキックオフされた第2戦は、双方ともにゴール前に入り込めない時間が続いた。アクシデントに見舞われたのはアヤックスで、この試合に起用されたマズラウィは前半10分を前にディバラとの競り合いで足首を痛めてしまい、プレー続行が不可能に。早くもDFダレー・シンクグラベンの投入を強いられた。
その中で先制はユベントスだった。前半28分、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチの右コーナーキックに、ファーサイドから一気に回り込んでマークを外したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが頭で叩いてゴール。第1戦に続く2試合連続ゴールでリードを得た。
しかし、そのビハインドをすぐにアヤックスが跳ね返すのも第1戦と同様だった。同34分、アヤックスはサイド攻撃のこぼれ球からMFラッセ・シェーネがミドルシュートを放つと、うまくヒットしなかったゴールはそのままMFドニー・ファン・デ・ベークの足下へ。反転してゴール右へ流しこむ同点ゴールが決まり、1-1の同点で前半を終えた。