CSKAモスクワ西村拓真、「顔面骨折」の瞬間の一枚投稿で約束 「強くなって戻る」

CSKAモスクワのFW西村拓真【写真:Getty Images】
CSKAモスクワのFW西村拓真【写真:Getty Images】

オレンブルク戦で途中出場するも相手との接触で負傷し、左頬骨を骨折するアクシデント

 ロシア1部CSKAモスクワのFW西村拓真は、現地時間13日のリーグ第23節オレンブルク戦(2-3)で途中出場。試合終了までピッチになったが、相手選手との接触で左頬骨を骨折したことがクラブから発表され、西村本人も公式ツイッターで負傷の決定的瞬間の写真をアップするとともに、「必ず強くなって戻ります」と誓っている。

 CSKAモスクワは前半14分にU-21ロシア代表MFイバン・オブラヤコフのゴールで先制したが、その後立て続けに2失点。直後にロシア代表DFマリオ・フェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場となり、前半のうちに数的劣勢を余儀なくされた。同32分にウルグアイ代表FWアベル・エルナンデスの一撃で追いつくも、後半9分に勝ち越しを許した。

 西村は1点ビハインドの後半19分にエルナンデスとの交代でピッチに立ったが、アクシデントに見舞われた。球際に飛び込んだ際、相手の右肩から背中にかけた部分が左頬を直撃。最後までプレーを続けたが、CSKAモスクワは公式サイトで西村の状況を報告している。

「ニシムラが左頬骨を骨折した。我々はタクマの健康を祈る。復帰プログラムはメディカルチームによって決定される」

 公式発表から3日が経過した16日、西村も公式ツイッターを更新。公開した接触シーンの写真では、衝撃の痛みで西村の表情が歪み、ダメージの大きさを感じさせるが、「顔面骨折。顔と身体パワーアップして戻ります。顔は無理か、必ず強くなって戻ります」と誓った。

 完治までの詳細などは発表されていないが、出場機会をつかみ始めたなかで、悔しいアクシデントとなった。

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