批判対象のレアルFWベイル、代理人が去就に言及 「英国へ戻ることは考えていない」
エイバル戦では本拠地のサポーターからブーイングの嵐となるなど逆風に立たされる
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは非難の矢面に立ち続けており、退団の噂が報じられている。リーガ・エスパニョーラ第31節エイバル戦(2-1)では、交代でピッチを去る際に本拠地サンチャゴ・ベルナベウのサポーターから盛大なブーイングを浴びせられたが、代理人を務めるジョナサン・バーネット氏はベイルがクラブでハッピーで、イングランドに戻る意向はないと述べている。スペイン紙「AS」が伝えた。
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2013年にトットナムからレアルへ加入したベイルは、今季ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ去り、新エースとして期待されていた。
しかし、思うように成績は伸びず、今季はリーグ戦25試合出場で8ゴール。リーグ第25節レバンテ戦(2-1)では、決勝ゴールを挙げながらもチームメートからの祝福を拒否して非難を受け、先発したエイバル戦でもトラップミスを犯すなど精彩を欠いて後半32分に交代。本拠地の観客からブーイングの嵐にさらされた。
電撃復帰したジネディーヌ・ジダン監督もベイルの慰留には積極的でなく、状況について質問されると毎回、「様子を見る」とのコメントを残している。
新天地候補にマンチェスター・ユナイテッドやトットナムが有力との報道もあるなか、代理人を務めるバーネット氏はスペインメディア「Deportes Cuatro」に対して自身の見解を述べている。
「彼はレアル・マドリードの選手で、今はイングランドへ戻ることは考えていない。私には将来を予測することなどできないが、今のところは彼は(マドリードで)ハッピーだよ」
7月に30歳を迎える快足ウインガーは、新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)