「バルサは輝きを失っていない」 神戸イニエスタ、自身移籍後の古巣の“変化”を否定
三冠の可能性を残すバルサへエール「完璧なシーズンの仕上げに向かっているところ」
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが母国スペインメディアの取材に応じ、「バルセロナは輝きを失っていない」と古巣の現状について語った。
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イニエスタは2017-18シーズン限りで下部組織からプレーを続けていたバルセロナを退団。新天地に日本を選択し、神戸で新たなキャリアをスタートさせた。バルセロナのみならず、世界中にファンを持つ選手なだけに、日本での活躍ぶりにも多くの注目が集まる。
そんなイニエスタが日本で、母国スペインのラジオ番組「ラジオ・マルカ」のインタビューに対応。古巣バルセロナがイニエスタ移籍後に変化があったのでは、という質問に対して「それには同意できない。バルセロナが輝きを失ったということはないよ」と主張した。
イニエスタにとってのラストシーズンとなった昨季は、リーガと国王杯の二冠を達成。しかし、宿敵レアル・マドリードが3連覇を成し遂げたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では3季連続ベスト8に終わっていた。
今季のバルサはここまでリーガで首位を独走し、国王杯では決勝進出。そしてこれからCL準々決勝に挑むところだ。昨季以上の成績を残せる可能性を十分に残している。イニエスタは「彼らは完璧なシーズンの仕上げに向かっているところだ」と元同僚たちの活躍について語った。
バルサではリーガ優勝9回、CL優勝4回など数多くのタイトルを手にしてきたイニエスタだが、「どのタイトルが最もプライオリティーが高いのか?」という質問には、「それぞれにメリットがある」としたうえで、「僕にとってはリーグ戦が最も重要だけど、多くの人にとってはCLこそが最も美しいもののようだね」と答えている。
世界で最もレベルが高い大会とも言われるCLで勝つことよりも、“スペイン王者”という称号を気に入っていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)