セレソンの先輩がコウチーニョに残留を助言 「バルサでは誰かの代役になるだけ」

W杯優勝DFルシオ リバプール残留を勧める

 バイエルンやインテルで活躍した元ブラジル代表DFルシオは、バルセロナが獲得を望んでいるとされるリバプールMFフィリペ・コウチーニョに対し、残留すべきというアドバイスを送った。英地元紙「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」が報じている。

 2002年にはブラジル代表としてワールドカップ優勝も経験した37歳のベテランDFは、同胞のコウチーニョが欧州で成功することを願っている。「私がコウチーニョなら、リバプールを離れることはない」と語るのには、明確な理由がある。

 昨季はリバプールで35試合に出場し、5得点を記録。MFスティーブン・ジェラード(LAギャラクシー)、FWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)ら相次いで主力が退団するなか、すでにレギュラーとしてチームの中心選手に成長。ルシオは、23歳と伸び盛りのコウチーニョが、この時期に出場機会を失うことを危惧している。

「バルセロナには何人ものスター選手がいる。(リオネル・)メッシ、(ルイス・)スアレス、そして、ネイマールだ。コウチーニョがバルセロナに加われば、彼はあちこちで誰かの代役としてプレーすることになるだろう」

 

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