本田の運命を左右する一戦に? 親善試合にミランの「前任10番」が出場へ

練習参加中のボアテングの起用が濃厚

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、21日に親善試合のベルルスコーニ杯でインテルとの「ミラノダービー」を戦う。16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマなどの若手や出場機会の少ない選手にチャンスを与えることが予想されているが、練習参加しているガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングも起用されそうだ。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 シャルケとの契約下にあるボアテングだが、すでに構想外となっているため古巣のミランで練習に参加している。すでに、モンツァとのトレーニングマッチにも45分間の出場を果たしているが、公式に記録として残るこのインテル戦に出場する可能性が高いという。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督は、対外試合でのプレー機会を与えることで、クラブ首脳陣に1月の移籍市場でボアテングを獲得することを決意させるチャンスを与える心積もりだとしている。

 このインテル戦でも4-3-3システムの継続が予定されていると報じられているが、利き足こそ右と左で違いがあるが、本田にとってこの前任の10番は、ポジションを争う上での新たなライバルになる可能性が高い。

 

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