「C・ロナウド、見てるか?」 メッシ、ライバル撃破のドリブル弾でファンは狂喜乱舞
スアレスとメッシのゴールで首位バルセロナが2位アトレチコを撃破
バルセロナは現地時間6日、リーガ・エスパニョーラ第31節でアトレチコ・マドリードと対戦し、2-0で勝利を収めた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、この日も終盤に追加点を奪う活躍を披露したが、海外ファンは今季ユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを引き合いに出し、メッシを称賛している。
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首位を快走するバルセロナは、勝ち点8差の2位アトレチコとの天王山を迎えた。前半28分、相手FWジエゴ・コスタにレッドカードが提示され、早々に数的有利の状況を得る。そこから試合の主導権を完全に握ったバルセロナだが、肝心のスコアを動かすことができない。それでも、後半40分にスアレスが右足のコントロールショットをゴール右隅に沈め、ついに均衡を破った。
そして、その直後の同41分、右サイドに抜け出したメッシがドリブルでペナルティーエリア右に侵入すると、中央に切り込み左足を振り抜く。リーガ屈指の名手であるGKヤン・オブラクが一歩も動けないコースを突いた一撃で、決定的な2点目を奪った。
アトレチコを撃破したことで、バルセロナは勝ち点11差をつけ、優勝へ大きく前進した一方、英紙「デイリー・エクスプレス」は「アトレチコ戦でのゴールにファンは狂喜乱舞『C・ロナウド、見てるか?』」と見出しを打って報じ、ライバルにとどめを刺したメッシの活躍を受け、ファンが昨季レアル・マドリードを退団したロナウドの名を引き合いに出していることを紹介している。
「世界最高のメッシは、もはやロナウドと比較される存在ではない」
「クリスティアーノ・ロナウドはこの試合を観戦しているだろうか? メッシを!!!!!」
「もしメッシよりもロナウドのほうが優れていると考えるならば、それはサッカーのすべてをまるで分かっていないということだ」
「メッシこそが神だ」
ネット上ではアトレチコを翻弄したメッシを絶賛するコメントで溢れているようだったが、ロナウドもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でアトレチコ相手にハットトリックを達成しており、アトレチコはメッシとロナウドという二大巨頭の引き立て役になってしまった格好だ。