リーガ公式が「キャプテン翼」を引き合いに称賛　阿吽の呼吸で崩したプレー動画を紹介

　アラベスの日本代表MF乾貴士は、シーズン途中にベティスから移籍した新天地で存在感を高めている。リーガ公式ツイッターは「まるであの人気漫画『キャプテン翼』のよう!?」と1本の動画を投稿。チームメートとの“漫画級コンビネーション”から叩き込んだゴールが改めて注目を集めている。

　リーガ公式ツイッター日本語版が紹介したのは、3月9日のリーガ・エスパニョーラ第27節エイバル戦（1-1）のワンシーンだ。前節にゴールを決めていた乾は、0-0で迎えた後半13分に輝きを放つ。

　相手のセットプレーを凌いだアラベスは、乾を起点にカウンターを発動。自陣ゴール前でボールを拾った乾が、チャンスメーカーであるスペイン人MFジョニーにボールを預けると、2人は一気に前線へと駆け上がった。ジョニーがドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリア右へスルーパス。タイミング良く走りこんだ乾が反応し、ゴール中央へと一瞬折り返すフェイントを入れて相手GKマルコ・ドミトロビッチを翻弄する。わずかに空いたニアサイドを射抜き、乾が鮮やかに先制ゴールを決めた。

　乾にとって1年4カ月ぶりとなる2戦連続ゴールを現地メディアも絶賛していたが、リーガ公式ツイッター日本語版は5日に一連のプレーを収録した動画を投稿。「乾貴士とジョニーの絶妙なコンビネーションは、まるであの人気漫画『キャプテン翼』のよう!?」と記して、阿吽の呼吸で崩したプレーを称えている。

　日本代表としてアジアカップ参戦中の1月下旬、ベティスからアラベスへの期限付き移籍が決まった乾は、加入後から定位置を確保。ここまで8試合連続出場で2ゴールの結果を残しているなか、7日の次節レガネス戦で移籍後3ゴール目を挙げられるだろうか。

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