「神戸独自のMSN」 イニエスタ→ポドルスキ→ビジャの華麗な連係弾に海外反応

(左から)イニエスタ、ポドルスキ、ビジャ【写真:Getty Images & Football ZONE web】
(左から)イニエスタ、ポドルスキ、ビジャ【写真:Getty Images & Football ZONE web】

2点ビハインドのなか、VIPトリオの活躍などで壮絶な打ち合いを制す

 ヴィッセル神戸は30日に行われたJ1リーグ第5節で、ガンバ大阪との壮絶な打ち合いを制して4-3で勝利した。2点ビハインドからの逆転勝利を呼び込んだ“VIPトリオ”のコンビネーション弾に対し、「華麗な連携」「神戸独自のMSN」といった称賛が送られている。

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 神戸はG大阪戦で、新加入のスペイン人MFセルジ・サンペールがJリーグ初先発を飾るなど、Jリーグ史上初めてフィールドプレーヤーで5人の外国人選手をスタメン起用した。しかし前半10分にG大阪のFWアデミウソンに鮮やかなボレーシュートを決められ、先制点を献上。同24分にはショートカウンターから韓国代表FWファン・ウィジョに追加点を決められるなど、いきなり2点を追う展開となった。

 劣勢を強いられていた神戸が、追撃のゴールを奪ったのは前半45分だった。左サイドで直接FKを得ると、キッカーを務めた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが上げたクロスのこぼれ球が、ファーサイドのポドルスキのもとにこぼれる。浮いたボールに対しポドルスキは左足を一閃。強烈なボレーシュートがゴールに突き刺さり、自身リーグ戦2試合連続となる一撃で神戸が1点差に詰め寄った。

 センターフォワードに入ったビジャは前半こそ存在感を出せなかったが、後半10分にイニエスタのスルーパスから左サイドをえぐったポドルスキがゴール前にクロス。日本代表GK東口順昭が飛び出せない軌道が描かれると、フリーになったビジャがヘディングでゴールに流し込み、“VIPトリオ”の鮮やかな連係から2-2の同点にした。

 その後、神戸は途中出場したFW田中順也が2ゴールを挙げ、4-3と鮮やかな逆転を飾った。Jリーグ公式ツイッターは、「イニエスタ→ポドルスキ→ビジャ 華麗な連携」と動画付きで称賛。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」も「ヴィッセル神戸独自のMSN」と綴り、バルセロナで猛威を振るったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)の“MSNトリオ”になぞらえて、そのコンビネーション弾を報じている。

 今季はVIPトリオの連携で何ゴールを奪うのか、期待は高まるばかりだ。

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