韓国メディアがソン・フンミンの“GK強襲”先制弾を絶賛 「ワールドクラス」「完璧」

コロンビア代表相手に先制点を奪ったソン・フンミン【写真:Getty Images】
コロンビア代表相手に先制点を奪ったソン・フンミン【写真:Getty Images】

コロンビアに2-1で勝利 エースが流れを呼び込む豪快な先制ゴール

 韓国代表は26日、ソウル・ワールドカップ競技場で国際親善試合のコロンビア代表戦に臨み、2-1で勝利した。

 南米の強豪をホームに迎えた韓国は、前半17分にエースFWソン・フンミン(トットナム)が、ペナルティーエリア内へのドリブル突破から強烈な右足シュートで決めて先制。後半4分に同点ゴールを許したが、同13分にMFイ・ジェソン(ホルシュタイン・キール)が追加点を決めて勝利した。

 韓国メディアが大々的に報じているのはソン・フンミンの先制ゴールだ。

 スポーツ・芸能総合ニュースサイト「OSEN」は、「“ワールドクラス”のソン・フンミン、W杯得点王のハメス・ロドリゲスに判定勝ち」と見出しを打ち、エース対決で結果を残したソン・フンミンを称賛している。

 さらにゴールシーンを振り返り「FWファン・ウィジョからのパスを受けた時の正確なトラップとボールタッチは完璧で、右足の強烈なシュートも豪快だった」と激賞した。

 また総合ニュースサイト「デイリーアン」も、「3月のAマッチの一番の収穫は、“解決士(ヘギョルサ)”ソン・フンミンの発見だった」と、代表でようやく目覚めたエースの活躍ぶりを大きく伝えている。

 ちなみに韓国は、コロンビアとの通算対戦成績をこれで4勝2分1敗とした。相性の良さもあるのかもしれないが、絶対的エースであるソン・フンミンの一撃が韓国に勢いをもたらしたのは確かだ。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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