判定批判のネイマール、来季CL出場停止は不可避? UEFAが処分の手続き開始を発表
PSGの敗退決定時のVAR判定をSNSで非難 「これは恥ずべきこと」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールに、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に影響を与える出場停止処分が下される可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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ネイマールは現在、右足の第5中足骨の負傷で長期離脱中だが、その間に行われたCL決勝トーナメント1回戦でPSGは敗退した。マンチェスター・ユナイテッドと対戦したそのゲームでは、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定が勝敗の分かれ目になったが、ネイマールはSNSで「これは恥ずべきこと。UEFAはフットボールのことを知らない4人の男を選んで、VARのレビューをさせている」と投稿していた。
UEFAはこの件での調査を行うことをすでに発表していたが、現地時間21日に調査を行うと「処分への手続きを開始した」と22日までに発表。これにより罰金や出場停止など、なんらかの処分がネイマールに下されることが確定的になった。その処分内容については、UEFAの規律委員会で決定されることになる。
PSGはすでに今季のCLから敗退しているが、UEFA主催試合への出場停止処分となった場合はシーズンをまたぐ。例えばPSGでは、今季加入の元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、昨季にユベントスが敗退したレアル・マドリード戦で受けたレッドカードと主審への暴言により3試合の出場停止となり、その消化は今季のスタートからになった。
オイルマネーを背景に欧州制覇の野望を燃やすPSGだが、今季もその最大目標は果たせなかった。そしてピッチに立てなかったエースは、SNSで不満をぶちまけたことにより、来季のCL出場に影響を与えてしまうことになりそうだ。