長友に新たな移籍先候補が浮上! 昨季EL王者セビージャが獲得に興味か
すでに代理人に接触を図ったとの報道も
13日の国際親善試合イラン戦では出番なしに終わった日本代表DF長友佑都(インテル)だが、新たな移籍先の候補として、昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したスペインのセビージャが浮上している。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
同紙によると、今季に入ってから第2節カルピ戦での10分ほどの出場機会しか得られていない長友の契約は、2016年6月で終了する。そうした現状もあり、インテルとの間で契約延長の交渉がスタートする予定はないとしている。そのため、インテル側は長友に対するオファーを受け入れる用意があるが、獲得に興味を持つセビージャが長友の代理人に対して接触を図ったという。
今夏の移籍市場でもインテルを離れる可能性があった長友だが、最終的なオファーのうちサンプドリアとジェノアに関しては、長友本人が国内移籍を望まずに破談になった。イタリア国外のクラブに関しては、クラブ間交渉で折り合いがつかなかったと報じられている。また、インテルのチーム内でも上位に入る長友の高額年俸がネックになったとされている。
2ヵ月半後にスタートする冬の移籍市場は、インテルにとって移籍金を獲得できる最後のチャンスになる。EL王者として、今季のUEFAチャンピオンズリーグの舞台に立っているセビージャが獲得に本腰を入れれば、交渉が成立する可能性は決して低くないはずだ。サイドを上下動する運動量と、タイトなマークを武器とする日本代表のダイナモにして“エースキラー”の長友の将来は、スペインの地にあるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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