本田獲得時にも辣腕を振るったミランCEO 詐欺容疑で司法当局が捜査か 

財政破綻したパルマとの格安取引に疑いの目

 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、昨季パルマの経営破綻に関連した詐欺容疑でイタリア司法当局から捜査を受けている可能性が浮上している。イタリア地元紙「ガゼッタ・ディ・パルマ」が報じている。

 かつて元日本代表MF中田英寿氏が所属し、欧州カップ戦を制覇するなど、イタリア屈指の強豪だったパルマは、昨季滞納した税金などを支払うことができず、破産宣告に至った。累積赤字を補填する新たなオーナーが現れなかったため、アマチュアのセリエDに降格していた。

 ミランは2月に、元イタリア代表DFガブリエル・パレッタを移籍金250万ユーロ(約3億4000万円)で獲得したが、これが市場価格よりも格安だったことから、ガリアーニCEOの結んだ取引に司法当局は疑いの目を注いでいるという。

 ミランの強化責任者であるガリアーニCEOは、2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで本田圭佑を獲得するなど、長年に渡って辣腕を振るう。元イタリア首相のシルビオ・ベルルスコーニ会長の”番頭”の嫌疑が事実であれば、120億円補強を行いながら今季3勝4敗で11位に低迷する名門にとって、さらなる激震となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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