アーセナル、大逆転劇の裏で珍プレー 元ドイツ代表MFの「注意力欠如」に英紙注目

アーセナルMFエジル【写真:Getty Images】
アーセナルMFエジル【写真:Getty Images】

「エジルが何をしていたのか見たか?」 プレーが切れたと勘違い、後ろを向いて…

 アーセナルは現地時間14日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦でレンヌに3-0の勝利を収め、2戦合計4-3で準々決勝進出を決めた。この試合のアーセナルが2点目を決めたシーンで、元ドイツ代表MFメスト・エジルが見せた姿に英紙「デイリー・スター」が注目するなど話題を集めている。

 第1戦を1-3で落としていたアーセナルは、前半5分にピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで1点をリードした後も攻勢を緩めず、同15分に早くも2点目を奪う。左サイドでオーバメヤンがボールを持つと、ペナルティーエリア内のMFアーロン・ラムジーにボールを預ける。リターンを受けたオーバメヤンのクロスに、ファーサイドから走り込んだMFエインズリー・メイトランド=ナイルズが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 この時に、エジルが見せていた姿に注目が集まっている。ラムジーからオーバメヤンへパスが送られた時、DFセアド・コラシナツがオフサイドポジションにいたため、レンヌ守備陣は一瞬、動きを止めた。その隙を突いてオーバメヤンがフリーでクロスを上げたのだが、なんとエジルはプレーが切れたと勘違いし、後ろを向いてプレーを止めてしまっていたのだ。

 エジルの“早とちり”に対して「デイリー・スター」紙は、「メイトランド=ナイルズがゴールを決める前、エジルが何をしていたのかを見たか?」と見出しを打って報じ、「エジルはボックス内で手を上げ、ボールが出たものだと信じて疑っていない。ドイツ人はクロスが入ると背を向けてしまい、ゴールセレブレーションにも加わらなかった」と説明。「注意力の欠如」と厳しく指摘している。

 アーセナルで10番を背負うエジルはウナイ・エメリ監督の下で先発を外れることも少なくなかったが、公式戦ここ3試合は連続して先発出場中。再び存在感を示し始めていたタイミングで、不本意な形でスポットライトを浴びることになってしまった。アーセナルは後半27分にオーバメヤンがこの日2点目のゴールを奪い、大逆転での準々決勝進出を成し遂げただけに、次のラウンドでのエジルの巻き返しに期待したい。

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