触らずの妙技! バルサFWスアレス、華麗な“スルー股抜き”に反響「トリックスター」
縦パスをスルーしてマーカーの股下を突破 CL公式は同日の“ベストスキル”に認定
バルセロナは現地時間13日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強第2戦でリヨン(フランス)に5-1で快勝。2戦合計スコア5-1でベスト8進出を決めた。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2得点を挙げるなど本拠地でゴールラッシュを演じたが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが見せた“触らずの妙技”がCL選定の「ベストスキル」に選ばれ、「トリックスター」と注目を集めている。
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バルサは前半17分にメッシのPKで先制すると、同31分にはスアレスのお膳立てからブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが追加点。さらに後半にもメッシ、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、フランス代表FWウスマン・デンベレと続き、大量5ゴールで勝負を決めた。エースのメッシが2得点2アシストの大活躍を見せたなか、スアレスもテクニックで魅せた。
「ルイス・スアレスはボールに仕事をさせている…そしてマルセロを置き去りにした!」
CL公式ツイッターがこう綴り、この日行われたCL16強第2戦のなかで「ベストスキル」に選出したのは、前半36分に飛び出したスアレスの“スルー股抜き”だった。自陣でフランス人DFクレマン・ラングレから縦パスが入った際、スアレスはマークしていたリヨンDFマルセロに背を向けながらトラップしようとする動きを見せた。しかし、ボールをスルーすると、左側へ鋭く反転。マルセロの虚を突いて股を抜き、そのまま入れ替わって置き去りにして見せた。
ボールに触れることなく、股抜き&置き去りを成功させた妙技に、オーストラリアのスポーツ専門チャンネル「オプタス・スポーツ」も「マジシャン。魔法使い。トリックスター。ルイス・スアレス」と動画付きで称賛している。
前日、マンチェスター・シティのイングランド代表MFラヒーム・スターリングのバックヒールでのアシストがベストスキルに選出されたことには賛否両論あった。しかし、スアレスのワンプレーは納得のセレクトと言っても過言ではないだろう。