「そこを挑戦しないと」 12年ぶり“凱旋ゲーム”の本田圭佑が指摘したJリーグの課題

「日本が自国でやっていてもW杯優勝を目指していけるリーグになるには時間がかかる」

 本田が若手に「海外に行け」と長年説いてきたのは、その点の違いが大きいという。

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「そこに挑戦しないと違う次元の選手になっていけない。そこをどれだけ理解するかですよね。Jリーグにいるとなかなか難しい。というのも、(神戸の)三木谷さん(三木谷浩史会長)みたいな人が、Jリーグにとってものすごくありがたい動きをしてくれている。それがもう少し進んだとしても、日本がドイツのリーグみたいに、(他国に)移籍することなく自国でやっていても十分ワールドカップ優勝を目指していけるみたいなリーグになるにはまだ時間がかかる。先のことを考えても、まだまだ海外に出て学んだほうが選手としてはいい」

 この日、広島の先制点を挙げたのは18歳のルーキーMF東俊希だった。日本でもどんどん若手が台頭してきてほしい――。試合後に残した言葉は、本田なりのメッセージだったのかもしれない。

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