イタリアメディアで飛び交う本田の去就 ミランの戦力として不要との報道も

今季のミランは選手が多すぎると指摘

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が、クラブ批判を行ったことにより、来年1月に移籍する可能性が一気に高まってきたが、ミラン側の本田に対する悲しい評価が浮き彫りになっている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が、「悲しみの本田、1月に移籍する」と報じている。

 記事では、現在3勝4敗で11位と不振のミランだが、開幕前から取り沙汰されてきた問題として「選手が多すぎる」と指摘している。

「ミハイロビッチ監督はすべての選手を満足させることはできない。特に本田には……。ミラン対ナポリの試合後、批判した理由を聞くため、ミハイロビッチは本田の帰りを待っている」と指摘。スソ、ノチェリーノ、アレックス、チェルチも出場機会を手にできていない現状に加え、昨季16得点を決めたFWジェレミー・メネズもヘルニアの手術後、回復状況が思わしくないが、復帰後にはさらなる飽和状態となる。

 不要人員が増える中、不満分子と化した本田は、1月の移籍市場でミラノから姿を消す可能性が高まっているという。

「本田は1月の移籍市場で、確実に注目が集まるだろう。エバートンとトットナムは彼を忘れていない。13年夏に獲得を模索したが、本田は14年1月にミランにコストゼロで移籍した。そして彼は、リーガからも好かれている。4-3-1-2の司令塔としても、4-4-2のサイドでも、ミハイロビッチのミランには明るい未来は期待できないことが明らかになった。しかし、パーフェクトな商業的キャラクターではある。マーケティング(ユニフォーム販売)のオペレーション的には重要だ。ミランと本田とのフィーリングは錆びついてきた」

 

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