アーセナルに観客動員水増し疑惑が浮上 実際より2万人以上のズレ

ずさんな管理体制に原因か

 イングランド有数の人気を誇るアーセナルが、観客動員数を水増ししていたという調査結果が明らかにされた。英地元紙「デイリー・メール」は、アーセナルが昨季の公式に発表したホームでの観客動員数が、実際より累計2万人以上も多く発表されていたと報じた。
 ロンドン警視庁の発表したデータと、アーセナルが公式に発表している観客動員数には、38試合中35試合で数字にズレが生じており、最大では1試合あたり5184人(サンダーランド戦)もの水増し疑惑が明らかにされた。年間を通しては、累計2万1953人も誇張されていたという。
 リポートによれば、クラブは実際にゲートをくぐった人数ではなく、チケットの売り上げにより観客動員数を算出。そのため、年間チケットホルダーを所有しながら、試合に訪れていなかった場合なども記録されるなど、ずさんな管理体制が指摘されている。昨季のサンダーランド戦とスウォンジー戦では、実際の観客動員とクラブとの発表に5000人以上も差があった。クラブはチケットを完売と公表しながらも、実際にはスタジアム内の空席が目立っていたことも疑問点として挙げられていたという。
 エミレーツ・スタジアムは、最大6万338人収容のイングランド屈指の巨大スタジアムである。しかし、プレミアリーグの中でもチケットが最も高いクラブとして知られるなど、ファンからの不満も多く出ている。そんなクラブにまさかの水増し疑惑が浮上。クラブの信用を損ないかねない事態となっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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