PSG会長、ネイマール&ムバッペの”売却報道”を完全否定 「2000%、パリに残る」

ケライフィ会長はムバッペとネイマールの”売却報道”を否定した【写真:Getty Images】
ケライフィ会長はムバッペとネイマールの”売却報道”を否定した【写真:Getty Images】

FFPの規定違反を避けるべく、2人の主力を放出するという報道をケライフィ会長は否定

 パリ・サンジェルマン(PSG)はファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規定違反による制裁を避けるために、主力であるブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペを放出するのではという噂が浮上していたが、クラブのナセル・アル=ケライフィ会長が2人は「2000%残る」と語った。仏紙「ル・パリジャン」が報じている。

 PSGは2014年にFFP規定違反で、罰金処分とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の選手登録制限の処分を受けた。その後も、フットボール専門の情報暴露サイト「フットボールリークス」の情報を元に、スポンサー収入を水増しした疑いなどが明らかにされ、またしてもFFPの規定違反で処分を受ける可能性が取り沙汰されている。

 その後、フランス紙「レキップ」は、処分回避のためにPSGがネイマールやムバッペを売却する意思があると報道。これに対し、PSGは公式サイト上で「レキップは偽の情報を流すメディア」と異例の声明を出す事態に発展していた。

 改めて、ネイマールやムバッペの去就に影響があるのかを問われたアル=ケライフィ会長は「100%、いや2000%。彼らはパリに残る」と断言。「多くのメディア、特にフランスのメディアはネイマールやキリアンを売る必要があると主張した。だが、私はキリアンやネイマールが残ると確信している」と噂を完全否定した。

 フランス王者として圧倒的な強さを誇るPSG。FFP違反で主力放出を余儀なくされる事態は避けられるようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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