香川、内田も衝撃の展開 “ルール・ダービー”でシャルケサポーターがボイコットか

アウェー側の割り当ての少なさに不満爆発

 日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのサポーターグループが、11月8日に行われる宿敵ドルトムントとの伝統の一戦“ルール・ダービー”で、アウェー側に配分されたチケットの少なさに不満を持ったことでボイコットを行うと、米テレビ局ESPNが報じている。
 リポートによれば、ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われるこの一戦、アウェーのシャルケサポーターに分配されたチケットは6500枚だった。通常8000枚が割り当てられるのに対し、1500枚も少ない配分にサポーターグループの不満が爆発。グループの公式ウェブサイト上で、当日はスタジアムに行かず、ボイコットを行う意思があると発表した。
 ドルトムントの日本代表MF香川真司やシャルケの内田にとっても衝撃の展開だ。シグナル・イドゥナ・パルクは毎試合8万人を超える大観衆が詰め掛けるゲーム。宿敵同士によるダービーとなれば、その盛り上がりも倍増、スタジアムのボルテージは最高潮に達する。
 さらに、このダービーマッチは香川にとって思い入れの強い試合だろう。ドルトムント移籍1年目の2010年、このダービーで当時シャルケに所属していたドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(現バイエルン)を相手に、宣言通りの2ゴールを決めて勝利に導くなど大活躍。自身の名を世界に知らしめるきっかけにもなったビッグマッチだけに、トラブルなく行われることが期待されているはずだ。
 チケットの配分を増やすよう訴えるシャルケサポーターの、切なる願いはかなうのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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