ヘタフェ凱旋の柴崎、現地紙が“アジア杯効果”に言及 「彼自身にオプションを与えた」

アジア杯準優勝に貢献した柴崎【写真:Getty Images】
アジア杯準優勝に貢献した柴崎【写真:Getty Images】

2部デポルティボ行きの噂が浮上も実現せず ボルダラス監督の信頼をつかみ取れるか

 森保一監督率いる日本代表は、UAEで行われたアジアカップの戦いを終え、それぞれの所属クラブに帰還した。大会中、ボランチの軸としてチームを支えたMF柴崎岳もヘタフェの練習に合流。今冬の移籍市場で2部デポルティボへの移籍話も浮上したなか、スペイン紙はアジアカップでの活躍が残留の「選択肢を与えた」と分析している。

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 柴崎はヘタフェ2年目の今季、ボールポゼッションを高めず、球際で戦い、カウンターで勝負するホセ・ボルダラス監督の下で出場機会をつかめず。レアル・マドリードとの開幕戦(0-2)の次にスタメンのチャンスが巡ってきたのは4カ月後で、リーグ戦の出場は3試合(プレー時間計187分)にとどまっている。

 そんななか、アジアカップではボランチの軸としてプレー。グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦(2-1)を除く6試合に先発出場し、日本の準優勝を陰ながら支えた。

 2月1日に大会が終了し、柴崎もヘタフェに戻った。スペイン紙「AS」は柴崎の練習中の写真を掲載するとともに、「ガクが戻りヘタフェはほぼ完成」との見出しで最新のチーム状況をレポートしている。

「新しい出来事は、アジアカップの戦いで銀メダルを獲得したガク・シバサキの帰還だ。日本人は議論の余地なく、日本代表の中盤で需要な役割を果たしてきた。彼の中盤センターとしての活躍ぶりは、今冬の移籍市場でデポルティボ移籍が近づいたにもかかわらず、彼自身にオプションを与えた」

 移籍市場の閉幕直前、柴崎には2部デポルティボ行きの噂が急浮上していたが、最終的には実現しなかった。記事では、その要因としてアジアカップのプレーで残留を“勝ち取った”と分析している。9日のリーグ第23節セルタ戦以降、序列を覆していけるか、柴崎は次なるミッションに向かう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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