「カッコよかった」 岡崎慎司、森保Jの“泥臭さ”称賛も…「勝てない厳しさを思い出した」

レスターFW岡崎は、自身が抱く森保ジャパンの印象を綴った【写真:Getty Images】
レスターFW岡崎は、自身が抱く森保ジャパンの印象を綴った【写真:Getty Images】

準優勝に終わった森保ジャパンの戦いを「全試合観た」とツイッターで明かして持論展開

 森保一監督率いる日本代表は、1日のアジアカップ決勝でカタールに敗れ、準優勝に終わった。2大会ぶりの優勝にあと一歩及ばなかったなか、ロシア・ワールドカップ(W杯)メンバーのFW岡崎慎司(レスター)が自身の公式ツイッターを更新。日本のアジアカップ全7試合を観たと明かしつつ、持論を展開している。

 森保ジャパンはグループリーグ初戦トルクメニスタン戦に苦しみながらも3-2で勝利すると、続くオマーン戦(1-0)、ウズベキスタン戦(2-1)と3連勝を飾り、F組1位で決勝トーナメントに進出。その後もラウンド16のサウジアラビア戦(1-0)、準々決勝ベトナム戦(1-0)と5試合連続の1点差勝利で勝ち上がると、準決勝ではFIFAランキング29位をアジア最上位(日本は50位)のイランを3-0で破った。決勝ではカタールに1-3で敗れて涙を呑んだが、FW大迫勇也(ブレーメン)やMF堂安律(フローニンゲン)ら新旧が融合したメンバーで新体制初の国際大会で準優勝という結果を残した。

 決勝翌日の2日、W杯出場3回、アジアカップ出場2回を誇るベテランの岡崎が自身のツイッターを更新。「日本代表のアジアカップ全試合観た」と明かし、自身が抱く森保ジャパンの印象を綴った。

「変なプライドがなく泥臭くても勝とうとするチームはカッコよかったと思う。俺もプレーしたいと思った。同時に泥臭いだけでは勝負に勝てない厳しさを思い出した。戦術や運など考えれば原因はあるけど、選手なら力の無さを悔いるはず。俺も頑張ろう」

 岡崎の言う“泥臭さ”は、今大会では準決勝の後半11分、MF南野拓実(ザルツブルク)がイランの選手に倒されるなか、ダイブを主張する相手を尻目にすぐに起き上がってこぼれ球を拾い、大迫の先制点をアシストしたシーンが一つの代表例だろう。自身を犠牲にしてでもハードワークに徹する姿勢は岡崎の専売特許でもあるが、森保ジャパンの戦いを「カッコよかった」と称えつつ、「泥臭いだけでは勝てない厳しさも思い出した」と持論を展開している。

 岡崎はロシアW杯以降、日本代表から遠ざかっているが、一方で2022年のカタールW杯出場を目指すことも公言している。32歳の侍ストライカーがどのように自身の経験を還元し、また代表の争いに食い込んでくるのか、大きな見どころになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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