バイエルンが獲得を狙うハドソン＝オドイがFAカップ4回戦で美技からゴールを奪取

　チェルシーのU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン＝オドイが、ドイツ王者バイエルンから4度にわたるオファーを受けているポテンシャルを発揮した。現地時間27日に行われたFAカップ4回戦の2部シェフィールド・ウェンズデイ戦で、絶妙なボールコントロールからチーム2点目を奪い、3-0の勝利に貢献。大会公式ツイッターがゴール動画を公開すると、「超一流のゴラッソ」「プレミアの宝石」「ワンダーキッド」と称賛が相次いだ。

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　ACミランから加入したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのデビュー戦としても注目を集めたなか、2部シェフィールド・ウェンズデイ相手に格の違いを見せつける。

　1-0で迎えた後半19分、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが敵陣のセンターサークル横付近からふわりと浮かせた絶妙なパスを前線へ供給する。相手最終ラインの裏を取ったハドソン・オドイはペナルティーエリア内に侵入。ジャンプ一番、右足インサイドでピタリと足元に収めると、着地と同時に右足ヒールで軸足の裏を通す“クライフターン”で左側へ切り返し、マーカーの反応が遅れた一瞬の隙を突いて左足を降り抜くと、強烈なシュートが相手GKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。

　会心のゴールにハドソン＝オドイもジャンプしながらガッツポーズを決めて咆哮。FAカップ公式ツイッターが「ハドソン＝オドイからこのタッチとターン」とゴール動画を公開すると、ファンからも多くの驚きの声が上がった。

「超一流のゴラッソ」
「プレミアの宝石」
「見ていて楽しい」
「ファンタジーの世界」
「ワンダーキッド」

　ゴールやそのポテンシャルを称えるコメントのほか、ハドソン＝オドイは今冬の移籍市場だけでドイツ王者バイエルンから4度のオファーを受け、移籍金3500万ポンド（約50億円）を提示されたとも報じられているだけに、「バイエルンに来な！」「バイエルンへようこそ」といった反応も見受けられた。

　果たしてチェルシーが誇る18歳の逸材は、ドイツに新天地を求めることになるのだろうか。

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