イブラもうなったルーニーの偉大さ 「ロナウドは栄光を独り占めしただけ」

唯我独尊男がほれ込む男

 イブラヒモビッチは、「もし自分のチームにどちらかを選べるならルーニーを選ぶ」と言って続ける。「残念ながらルーニーと一緒にプレーした時間は十分に長いとは言えないのだが」と前置きをした上で、その素晴らしさをこう語った。
「もしも、ルーニーと一緒にプレーできないのなら、自分はテレビで見続けるだけだよ。偉大な選手は例外的な活躍を続けるシーズンが1年から3年続くのだけれど、ルーニーの場合はそれが5年も続いている。これは通常では考えられない」
 カリスマには、そのマルチロールぶりが、世界最高の選手としてたたえられるC・ロナウド以上に輝いて映って見えるのだろう。赤い悪魔とイングランドのシンボルとなったルーニーのプレーは、唯我独尊男の心さえも、ガッチリとつかんで離さないようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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