C・ロナウド、出廷でマドリード帰還 罰金23億円で収監回避「すべてパーフェクトだ」
スペイン時代の脱税容疑で恋人ともにかつての地元へ 罰金23億円の支払いで合意
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、マドリードの地に“一瞬の帰還”を果たした。とはいってもサッカーではなく、自身のスペイン時代の脱税容疑における裁判での出廷だ。スペイン紙「マルカ」によるとロナウドはパートナーのジョルジーナ・ロドリゲスさんとともに裁判所に向かい、日本円にして約23億円もの罰金を払って収監を回避したという。
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ロナウドに脱税の容疑がかかったのは2017年のこと。11年から14年の間において自身の肖像権についての収入隠しがあったとされ、マドリード税務当局から告発を受け、罰金と懲役23カ月という判決が2018年に下されていた。スペインでは初犯の場合は懲役2年未満については事実上の執行猶予となり、罰金支払いで収監を免れる形となっている。
そんなロナウドだが、フットワークはピッチ上とともに相変わらず軽やかだった。現地時間21日に行われたセリエA第20節キエーボ戦で3-0の勝利に貢献してわずか数時間後、マドリード州の裁判所に到着。ファッショナブルないでたちとサングラス姿、そしてジョールジーナさんとともに颯爽と出廷していった。
その後裁判所で1880万ユーロ(約23億円)の罰金を支払うことで合意し、今回の問題が晴れて解決したロナウド。駆けつけたかつての地元マドリードのメディアが裁判所の外で待ち受けるなか、こう一言だけ言い放ったという。
「これはすべて、パーフェクトだよ」
ロナウドも万事解決したという認識の模様だ。昨夏にレアルを去ったロナウドだが、いまだにスペインでも大きな注目を集めるあたり、スーパースターたる所以なのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)