出場停止のリスクも…溢れ出た“プレー欲” 日本代表MF堂安「監督が見たらスプリント」

“欲の塊”となった20歳アタッカー 「僕が優勝させたるぐらいの気持ちでピッチに立ちたい」

 心の中で“使ってくれ”と森保一監督に願っていた堂安は、「それしか考えてなかったですね」と語る。出場の意欲を猛アピールするべく、指揮官がウォーミングアップ組のほうへ視線を移したと見るや、溢れんばかりの思いを行動に移していた。「監督が見たら、少しスプリントしてました」と冗談交じりに笑う。

 第3戦でイエローカードを受ければ決勝トーナメント1回戦で出場停止となる状況のなか、そうしたリスクを理解しながらも“出場欲”が上回ったのだろう。結果的にこの試合で起用されずに終わったが、堂安の思いは一層膨らんだようだ。

「僕が優勝させたるぐらいの気持ちでピッチに立ちたい。欲を出して、欲の塊で試合に臨みたい」

 “欲の塊”となった20歳アタッカーがチームを力強くけん引する。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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