“無所属”のモウリーニョ、監督復帰に意欲 「引退には若すぎる」「トップにふさわしい」

昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を辞任したモウリーニョ氏【写真:Getty Images】
昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を辞任したモウリーニョ氏【写真:Getty Images】

マンU監督辞任のモウリーニョ氏が解任理由や今後のキャリアについて言及

 昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を辞任したジョゼ・モウリーニョ氏は、現在フリーの身となっている。しかし、引退を考えるには「まだ若すぎる」と現場復帰へエネルギーをみなぎらせているようだ。英公共放送「BBC」が伝えている

 モウリーニョ氏は衛星放送「ビーイン・スポーツ」でアジアカップ・グループリーグ第3戦のカタール代表対サウジアラビア代表の解説者として登場。その時のコメントを引用して、「BBC」がモウリーニョ氏の今後の動向について報じている。

「監督をしたい。私はトップレベルにふさわしく、そうなるつもりだ。(引退には)まだ若すぎる。長い間フットボールに携わっている。来週(26日)には56歳になるが、それでもまだ若すぎる」

 ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリードと各国の名門の監督を歴任し、結果を残してきたモウリーニョ氏だが、ユナイテッドではリーグタイトルを獲得できないままクラブを去ることになった。しかし、2017-18シーズンでマンチェスター・シティに次いでリーグ2位で終えたことを誇りに思っているという。

「例えば、マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグを2位で終えたことを私のキャリアのなかでの最高の仕事のうちの一つだと考えていると言えば、あなたは『25回もタイトルを獲得しているのに、クレイジーなヤツだ』と言うでしょう。しかし、私はこのことを主張し続けている。なぜなら、人々はその舞台裏で何が起こっているのか分からない。我々はしばしばカメラに映っているものとは違う視点で分析している」

 報道されていることが全てではなく、表に立つ監督や選手以外にも経営者やディレクターなどさまざまな関係者がいて、結果を残すためには表には見えない内部の組織もしっかりしていないといけないと主張。辞任の原因に、一部選手との確執が挙げられていたが、それだけの理由ではないことを暗に訴えていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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