ここまで公式戦全 試合に出場し、ブンデスリーガ記録となる開幕から6試合連続ゴールを決めているオーバメヤンに関しては、体力の消耗が心配される。
　しかし、指揮官は不安を感じている様子はない。ブンデス最速ともいわれる快足FWについて「オーバはまだ疲労の兆しを見せていないよ。彼は大抵70分程度で交代させている。それが良い方向に作用しているんだ」と、その頑強ぶりをたたえている。
　DFネベン・スボティッチ、エリック・ドゥルム、MFヌリ・サヒンらの欠場は続くが、彼らのような実力者不在でも圧倒的な強さを見せているドルトムント。ダルムシュタット戦後にはバイエルン・ミュンヘンとのビッグマッチも控えている。新指揮官は、ここで首位奪還を果たすためにも、油断せず確実に勝ち点3獲得を 奪いにいくつもりだ。