トゥヘル監督“大物食い”のスモールクラブに全力 「彼らにうぬぼれはない」

フルメンバーで挑む

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、昇格組ながら2勝3分1敗と奮闘する次節ダルムシュタット戦に向けて、気持ちを引き締めている。現在リーグ戦10位の相手を「素晴らしいスピリットを持ったチーム」と称賛し、この一戦に向けた心構えを語った。クラブの公式ウェブサイトで指揮官のコメントが伝えられている。
 今季34年ぶりにブンデスリーガを戦うダルムシュタットは、ここまでシャルケと引き分け、レバークーゼンやブレーメンといった強豪を撃破するなど、快進撃を続けている。トゥヘル監督は「素晴らしいチームスピリットがもたらした結果。彼ら はチームの為に全てを尽くす意欲にあふれていて、うぬぼれは全くない」と、チーム一丸となって戦うダルムシュタットの姿勢を称賛している。
 昇格組相手にも、トゥヘル監督は全く気を緩めていない。前節は疲労も考慮し、MFイルカイ・ギュンドアンやヘンリク・ムヒタリアンらを先発メンバーから外した。しかし、今節はスタメンに復帰させる意向を示唆している。日本代表MF香川真司、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにムヒタリアンを加えた攻撃陣は“ファンタスティック4”と称され、抜群の破壊力を備える。彼らを中心としたベストメンバーで、驚きを提供するスモールクラブの撃破に向かう。

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