長友が説く“FWの気概”　「このチームのハンドルを握って、方向性を決めるぐらい」

「僕がボールを出さなかったら、『長友出せよ！』というぐらいの勢いもFWは必要。車で言ったら、このチームのハンドルを握るぐらい。ただ単に車の助手席に乗っているんじゃなくて、自分がハンドルを握ってプレーし、方向性を決めるんだというぐらいの気持ちをFWは持ってほしい」

　長友が説いたのは“FWの気概”だ。名門インテルで8シーズンにわたってプレーしたベテランDFは、数多くのFWと共闘してきた。大成する選手の多くがエゴイスティックな一面を備えており、FWはかくあれかし、との思いを抱いている。

　15日のトレーニングでは長友と北川が話し込む場面もあり、直接助言も送った。長友も気にかける期待の若手は、今大会を通じて殻を破り、大きな飛躍を遂げるだろうか。

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