森保監督、オマーン戦“微妙判定”に見解 「レフェリーがジャッジしたもの。それが全て」
原口が倒されてPK獲得の一方、長友の手にボールが直撃するもCK判定
日本代表は13日のアジアカップ・グループリーグ第2戦オマーン戦で1-0と辛勝し、2連勝で決勝トーナメント出場を決めた。試合ではDF長友佑都(ガラタサライ)の“ハンド疑惑”なども浮上したなか、森保一監督は判定について「レフェリーがジャッジしたもの。それが全てかなと思っている」と考えを明かした。
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初戦のトルクメニスタン戦で3-2と接戦を演じた日本は、続くオマーン戦でも苦戦を強いられた。チャンスを逃し続けたなか、MF原口元気(ハノーファー)が倒されてPKを獲得。オマーンの選手たちはノーファウルを主張するも判定は覆らず、原口がこれを沈めて先制ゴールを奪った。
一方、前半終了間際に攻め込まれた日本はクロスを上げられると、こぼれ球のシュートを長友がブロック。ボールは長友の左手を直撃するも、主審はCKを指示した。当然、オマーンの選手たちはPKを主張したが、判定は変わらなかった。結局、原口の一撃が決勝弾となり、日本が1-0で逃げ切っている。
オマーン戦後、主審の判定について問われた森保監督は「レフェリーがジャッジしたもの。それが全てかなと思っている」と言及し、さらに次のように続けた。
「試合の結果は、我々が得たPKを決めて1-0で勝利したということになった。結果だけでなく、日本とオマーンが良いフットボールをした内容の部分で、監督として両チームの選手たちを称えたい」
判定に助けられた面もあったなか、指揮官は「優勝するのには泥臭い勝ち方も大事。全ての試合が難しく、厳しいものになると覚悟している」とアジアで勝ち抜く厳しさを強調している。
「今日の試合で、この先も厳しい試合になることを学んで帰る」
17日の第3戦では、ここまで2連勝中のウズベキスタンと対戦する。メンバーの入れ替えも考えられるなか、森保監督はどのような決断を下すのだろうか。