日本代表、アジア杯優勝のカギは? MF柴崎が説く、臨機応変な“修正力”の重要性

日本代表のMF柴崎岳【写真:Football ZONE web】
日本代表のMF柴崎岳【写真:Football ZONE web】

相手の日本対策に応じて修正できるか 試合中の“適応作業”について柴崎が言及

 日本代表は9日のアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦で先制されながらも3-2と逆転勝利を飾り、2011年大会以来の優勝に向けて白星スタートを切った。当初のスカウティングとは異なる相手の戦い方に苦戦を強いられたなか、MF柴崎岳(ヘタフェ)は「試合が始まってから相手にアジャスト(適応)していく作業」の重要性を説いた。

 初戦を迎えるにあたって、日本代表が想定していた相手の布陣は4バックだったという。柴崎は「僕らも4バックで来るかなと思っていたところを、5バックで来た」と少なからず驚きがあったことを明かしている。

 相手が日本対策を練ったうえ、日本の調子も上がらなかった前半は攻守ともに安定せず、前半27分に強烈なミドルシュートを叩き込まれて先制点を献上。だがハーフタイムに話し合いながら修正を施すと、後半11分と同15分にエースFW大迫勇也(ブレーメン)が連続ゴールを決めて逆転に成功し、同26分にMF堂安律(フローニンゲン)が追加点を奪う。終盤にPKで1点を返されたが、最終的に3-2で逃げ切った。

 日本が次戦のオマーン戦で勝ち、他会場のウズベキスタンもトルクメニスタンに勝てば、日本は2位以内が確定し、決勝トーナメント進出も決まる。もっとも初戦でウズベキスタンに1-2と敗れたオマーンは後がなく、日本戦で必勝を期して序盤からフルスロットルで向かってくる可能性が高い。

 柴崎もそんな相手に危機感を強めている一方、トルクメニスタン戦を引き合いに出しながら、相手の戦い方に合わせた修正力の重要性を強調した。

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