ユーベ、ラツィオが嘲笑 中国との間にギャラ未払い問題が発生

支払われたのは契約の20%のみ

 世界各国でリーグ開幕前、前年度のリーグ王者とカップ戦の王者が対戦するスーパーカップと呼ばれるゲームが行われた。中国の上海では、8月8日にイタリアのユベントスと、ラツィオによる試合が開催された。
 しかし、この試合で支払われるはずのギャランティの未払いが問題となっているという。イタリア紙「イル・ジョルナーレ」が報じている。
 同紙は「ユベントスとラツィオが嘲笑」というタイトルでこの問題を伝えた。現状で双方のクラブに500万ユーロ(約6億8000万円)の未払いが発生しているという。その原因は、中国側が同地でこの大会を開催するための費用としてイタリアのリーグと契約した金額の20%しかいまだに払われていないことにあるという。
 今季のスーパーカップは、中国では3シーズンぶりの開催だった。それだけでなく、近年は夏のプレシーズンにヨーロッパ各国の強豪クラブによる国際親善大会を誘致するなど、中国はビジネスとしてもヨーロッパサッカーとの連携に力を入れている。実際に、インターナショナル・チャンピオンズカップの中国大会では、ACミランとインテルによるミラノダービーも実現。日本代表FW本田圭佑とDF長友佑都による共演がアジアの隣国で果たされていた。

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