乾の森保J追加招集に現地紙がベティス事情を分析 「監督としては予想外の出来事」

過密日程のなか、アジア杯で最大1カ月の離脱はベティスとしては想定外か

 ベティスにとって、乾は現時点で盤石のレギュラーではないとはいえ不可欠な戦力である。なぜかと言えば、1月に行われる日程を踏まえてだ。以下、日程となる。

5日 リーガ第18節 ウエスカ戦
10日 国王杯5回戦 レアル・ソシエダ戦(第1戦)
13日 リーガ第19節 レアル・マドリード戦
17日 国王杯5回戦 レアル・ソシエダ戦(第2戦)
20日 リーガ第20節 ジローナ戦
27日 リーガ第21節 アスレティック・ビルバオ戦

 このように6試合、そしてレアル・マドリード戦まで控えている。またホセ・セティエン監督のポゼッション重視のスタイルもあって、同紙はこのようにも記している。

「日本が予選リーグ突破した場合、イヌイは2月1日に開催される決勝までベティスに不在となる可能性がある。チームへの適応を進めるため、そして過密日程の1月のために日本人を保持していたセティエンとしては、予想外の出来事と言えるだろう」

 エイバル時代にも乾は前半戦こそ出番が限られながらも、後半戦になってレギュラーを掴んできたシーズンもあった。その出だしとなる1カ月をクラブで過ごせないことになるが、アジアの戦いで存在感を発揮して遠くスペインの地に向けてもアピールとしたいところだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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