イタリア代表FWバロテッリ、武藤所属ニューカッスル移籍浮上 ニースは放出容認か

ニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

ベニテス監督はバロテッリ獲得に前向きと英紙報道

 ニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、プレミアリーグに復帰するかもしれない。移籍先は日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルだと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 ニューカッスルはプレミアリーグ第21節終了時点で4勝6分11敗の勝ち点18。得失点差により順位こそ15位だが、降格圏内の18位サウサンプトンとは勝ち点2差と厳しい状況にある。クラブ側は残留争いに向けて起爆剤を必要としており、チームの士気を高める一つの方法としてバロテッリの獲得を考えている様子。ラファエル・ベニテス監督も、同選手をプレミアリーグに戻すことに熱心だという。

 かつてマンチェスター・シティとリバプールに所属し、プレミアリーグを戦った経験のあるバロテッリは、2016年にニースに加入。初年度はリーグアン23試合に出場し15ゴール、昨季は28試合で18ゴールと活躍を見せてきたが、今季はここまで10試合に出場し無得点と苦しんでいる。

 バロテッリとニースの契約は今年6月で満了となるが、英紙「デイリー・メール」によると、ニースのジャン=ピエール・リベル会長は12月に「契約延長? いや、終わりだと思う」とコメント。バロテッリとの契約延長を行わない意向を口にしていた。
 
 なお、現在バロテッリはパトリック・ヴィエラ監督から“暇を貰っている”状況と報道されている。ヴィエラ監督は「私はマリオに数日間余分にオフを与えた。彼が自分の将来や自分がどうしたいのか考えるためだ」と語っており、バロテッリに去就などについて検討する時間を与えたようだ。

 ニース側にはバロテッリの移籍を阻止する意向はなさそうだが、ニューカッスルは本気で同選手の獲得を試みるのだろうか。もし同選手が加入するとなれば、武藤にとっては強力ライバルの到来ということになる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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