時価総額1600億円超え! 米メディア選出の「市場価格最高額イレブン」は豪華絢爛
最高額のムバッペは245億円、最安値はカルバハルの73億円
巨万の富を持つオーナーであっても、さすがにこの顔ぶれを集めることは不可能だろう。近年、サッカー選手の価値は高騰しており、移籍金が100億円を超えることも珍しくなくなってきている。そんななか、米メディア「FOX SOCCER」の公式インスタグラムが、「市場価格最高額イレブン」を発表した。
同メディアは各ポジションにおいて最も市場価格の高い選手を並べ、4-3-3システムを形成。GKに選ばれたのはアトレチコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクで、市場価格は9100万ドル(約98億3000万円)となっている。
最終ラインは左から市場価格が8000万ドル(約86億4000万円)となるレアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロ、9100万ドル(約98億3000万円)となるフランス代表DFラファエル・ヴァラン、8500万ドル(約91億8000万円)となるリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、6800万ドル(約73億4000万円)となるレアルのスペイン代表DFダニエル・カルバハルが並んだ。
中盤のアンカーには、市場価格1億1400万ドル(約123億1000万円)のチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテが配置された。インサイドハーフには左にバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがコンバートされたが、その市場価格は1億8200万ドル(約196億6000万円)となっている。そしてメッシの相棒は、1億7000万ドル(約183億6000万円)の値札が付いたマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが務める。
そして3トップには、左から2億400万ドル(約220億3000万円)となるパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール、1億7000万ドル(約183億6000万円)のアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、そして全選手最高額の2億2700万ドル(約245億2000万円)となるPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペが顔を揃えている。
最終ラインにかつて“銀河系軍団”と呼ばれたレアルの選手が並び、前線の3枠中2枠をPSG勢が占める結果となったのは、いかにも時代を象徴している。なお、この11人の市場価格の総額は、なんと約1600億6000万円。もし、これだけの選手たちを並べられるオーナーが現れたら……、サッカー界はまた新たな局面を迎えることになるだろう。