チェルシー監督の右腕ゾラ、バイエルンが狙う“49億円FW”の残留主張「今は忍耐が必要」
18歳ハドソン=オドイへ、バイエルンが「強い関心を持っているのは知っている」
チェルシーの18歳FWカラム・ハドソン=オドイはドイツの名門バイエルンが獲得を熱望し、すでに複数回に渡ってオファーを送っているという。そうしたなかで、現役時代にチェルシーでプレーし、現在はアシスタントコーチを務めるジャンフランコ・ゾラ氏は「バイエルンが非常に強い関心を持っているのは知っている」としたうえで、「彼には我々の下で明るい未来が待っている」と残留を主張している。英公共放送「BBC」が報じた。
ハドソン=オドイはU-19イングランド代表に名を連ねるウインガーで、チェルシーはその移籍金を約4000万ユーロ(約49億円)に設定しているという。獲得を狙うバイエルンは1350万ユーロ(約17億円)から徐々に値段を挙げ、2度目に2000万ユーロ(約25億円)、さらに3度目に3000万ポンド(約41億円)で獲得を打診していると報じられている。
マウリツィオ・サッリ監督の右腕として働くゾラ氏も、バイエルンからのハドソン=オドイへの関心を認めているが、チェルシーとしても貴重な戦力として見込んでいると語っている。
「我々は彼のことを選手として確かに評価している。今は忍耐が必要だ。彼は我々の下で明るい未来が待っていると信じている。バイエルンが彼に強い関心を持っているのは知っているが、我々もまた彼に関心を持っているんだ」
ゾラ氏はハドソン=オドイの将来的な覚醒に期待を寄せている。「今はまだ学ばなくてはいけないことがある」と語るが、それも期待の証と言えるだろう。バイエルンからのオファーは続くが、2007年に8歳でクラブに加入した生え抜きの星をそう簡単に手放すつもりはなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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